家族の風景をつくってゆくもの。ふつうの日も、特別な日も。
出会ったその日から、何年、何十年と愛され続けてゆく存在でありたい。
その思いが、私たちの家具をつくっています。
家族の暮らしに寄り添うようにして、ともに時を重ねていくテーブルや椅子… 。
使えば使うほどに、そのぬくもりも、佇まいも、日々の小さな傷さえも、
かけがえのない家族の風景の一部となってそれぞれの暮らしの物語を記憶していきます。
丹念に素材を選び、じっくり手を掛け、一つずつ丁寧につくりあげるオーダーメイドの家具。
本物の価値だけを、暮らしの中へ。
材料の丸太を挽いたら板を桟積みして数年間かけて天然乾燥。さらに人工乾燥で水分を10%以下にして、それからやっと天板の加工に取りかかります。天板の両サイドの木の耳はそのままの天然の形を残し、間を職人の目利きと腕できれいに矧ぎ合わせます。ここが職人の腕の見せ所となります。「飛騨の匠工房」の天板には横から見たときに大きな下駄のような木部材(反り止め)が取り付けられています。この加工が反り・狂いをしっかり防いでくれるものです。そうすることで反りがなく品質が安定するとともに木の表情が最大限発揮されることになります。